OmniControl®ユニバーサルコントロールユニット

■真空システムを1つのコントロールユニットで

　OmniControl®は、真空計とポンプの制御の両方の機能を1つに統合しており、真空システム全体が1台のユニットで制御可能になります。製品間のデータ交換・処理は容易で、追加のデバイスの必要はありません。
　ファイファーバキューム社RS-485通信プロトコルをサポートする製品を直接接続（例：HiPace®、HiScroll®、HiLobe®、MVP、DigiLineなど）。
　オプションでActiveLineゲージシリーズ（アナログ出力付き）を接続できます。

■直感的な操作を大型タッチディスプレイで

　3.5インチのカラータッチディスプレイにより、真空システム全体を簡単に操作することができます。真空度・圧力やポンプのパラメーター（例：回転速度、消費電力など）が一目で確認でき、各種接続機器のオン/オフや切り替えボタンも、任意にパネルに追加できます。

■モバイルタイプや卓上ホルダー付属タイプも

　OmniControl®の基本ユニットは、外部出力用電源の有無があります。電源なしのユニットは、マニュアル操作用向けにラックマウントタイプもしくはモバイルタイプが選択できます。これらの選択によりOmniControl®は、ローカル環境でも、常に移動する環境でも使用することができます。ラックマウントタイプユニットには、卓上タイプのホルダーも別途用意されています。

■オプションで機能を追加

　真空計/IOオプション、またはデータオプションを追加すると、ニーズに合わせて機能を追加^※することができます。※ご注文時のみ追加可能です。

・真空計/IOオプション
　真空計/IOオプションは、最大で2つの真空計コネクタとI/Oコネクタを追加します。
　追加された真空計コネクタには、ActiveLine真空計を接続できます。
　I/O端子（2 x relay, 2 x DI, 2 x DO, 1 x AI, 1 x AO）は、外部コンポーネントとの連携を可能にします。（例：圧力に応じてバルブを切り替える等）

・データオプション
　データ（ストレージ）オプションの追加によって、測定値をUSBメモリやMicroSDカードにCSV形式のファイルとして保存。別途データを分析したりアーカイブすることができます。保存するデータオブジェクトは自由に定義できます。（例：真空度、ポンプ回転速度、エラーコード）

OmniControl 001 Moble
モバイルタイプ
（別電源型）

OmniControl 001
ラックマウントタイプ
（別電源型）

OmniControl 200, 300, 400
ラックマウントタイプ
（電源内蔵型）

OmniControl 200, 300, 400
卓上ホルダータイプ
（電源内蔵型）