ダイアフラムポンプ(MVPシリーズ)-よくあるご質問

※以下のQ&Aは簡易的な情報となり、装置付属の正式マニュアルの情報が優先されます。
 ご不明な点・あいまいな点がございましたらお気軽に「お問い合わせフォーム」よりご連絡ください。

AC版とDC版の違いは何ですか?

入力電源を示しています。ポンプ動作にはAC版は交流電源、DC版は直流電源を供給いただく必要がございます。
DC電源と接続ケーブルはポンプとセットで購入いただくことが可能です。お申し付けください。

ACバージョン
ポンプに電源ケーブル差込口があります。
(例:MVP020-3AC)

DCバージョン(旧型コネクタ)
DC電源供給ケーブル用コネクタがあります。
(例:MVP030-3DC)

DCバージョン(新型コネクタ)
DC電源供給ケーブル用コネクタがあります。
(例:MVP030-3DC)

ダイアフラムポンプのステージとは何ですか?

一般的にステージは、ポンプ室の段数を意味します。例えば、1段式は1つのポンプ室のみ、または2つのポンプ室を並列に接続することで排気速度に特化、2段式は2つのポンプ室を直列に接続することで到達圧力に特化したものとなります。なお、段数が増えることで圧縮排気の回数が増え、よりよい到達圧力性能を得られます。

ダイヤフラムの寿命はどのくらい?

弊社製品 “MVP030-DC”の場合、15,000時間に1回のオーバーホールを推奨しております。(クリーン・ドライ・無負荷な使用環境を想定)
お客様のご使用環境によって大きく異なりますこと、ご了承願います。

ポンプ停止時に真空ホールドはされますか?

逆流防止機構により、停止後、即時大気圧に戻ることはございません。ただし、気密性(リークレート)の観点から徐々に大気圧に戻ります。

到達圧力が悪くなりました、考えられる原因と対策は?

・ポンプ内部で水分等が凝縮 ➡ 一定時間、大気圧下で動作させる
・ガスバラストバルブ等がOpen状態 ➡ バルブを閉じる
・ダイアフラムやバルブの汚れ ➡ ダイアフラム、バルブの洗浄・交換、オーバーホールの実施
・真空システムのリーク ➡ リークを取り除く

改善されない、またご不明な点は、弊社サービスセンターへお気軽にお問い合わせください。

リークレートはどのくらいですか?

弊社製品 “MVP030-DC”の場合、1(Pa*m^3/s)でございます。機種によって異なるため、お気軽にお問い合わせください。

製品に貼ってある[warranty seal]ラベルをはがしても良いですか?

・製品に貼られているラベルは剥がさず、そのままご使用願います。特に、以下のラベルを保証期間中に剥がされた場合、保証対象外となりますこと、ご了承ください。

warranty seal

OmniControlと接続できますか?

OmniControlと接続することによりPLC等を組むことなく、ポンプ起動、またパラメーター設定することが可能となります。
以下に接続例を示します。ご不明点ございましたら、お気軽にお問い合わせください。

1: OmniControl(AC/DCコンバータータイプ)
2: “RS-485” 電源供給プラグ
3: ターボポンプ(ドライブ回路TCxxx/TMxxx)
4: D-subプラグ
5: 接続ケーブル
6: ダイアフラムポンプ
7: “DC出力” 電源供給プラグ

1: ターボポンプ(ドライブ回路TCxxx/TMxxx)
2: “RS-485” Yコネクター
3: “M12-M12” 延長ケーブル
4: OmniControl 001(表示器のみ)
5: 真空計(デジライン xPT200)
6: 接続ケーブル
7: ダイアフラムポンプ

製品の故障時の連絡先は?

・以下のURLより弊社サービスセンターにご連絡ください。
https://www.hakuto-vacuum.jp/service-support/

 送付先および修理ご依頼時のフォーム等もご確認いただけます。

ご相談・ご質問等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。03-3225-8938

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