ヘリウムリークディテクタ-よくあるご質問

※以下のQ&Aは簡易的な情報となり、装置付属の正式マニュアルの情報が優先されます。
 ご不明な点・あいまいな点がございましたらお気軽に「お問い合わせフォーム」よりご連絡ください。

選択・表示できる漏れ量(リークレート)の単位を教えてください。

ASM310,340,306Sの場合、以下の単位が設定・表示可能です。
 mbar・l/s
 Pa・m3/s
 Torr・l/s
 atm・cc/s
 ppm
 sccm
 sccs
 mtorr・l/s

内部校正とは何ですか?また、外部校正との違いは?

内部校正は、リークディテクタ本体内部に組み込まれた高精度のヘリウム用校正リークリザーバーを使用して、リーク量の絶対値を測定します。これにより、ヘリウムのリーク量を正確に測定できるようになります。
外部校正は一般的に測定対象ガスを含んだ外部校正用ガスボトルを接続して行うか、大気中の微量なヘリウムを利用して行います。これらにより、内部校正をする場合と比較して高い自由度で校正を実施できます。

内部校正ガスリザーバーの寿命は?

内部校正用リークリザーバーには設定された使用期限があります。
使用しない場合でもガスは消耗されていますので、使用期間ごとに交換ユニットをご用意ください。

PrismaPro等の四重極質量分析計との違いは何ですか?

ヘリウムリークディテクタは一種の質量分析計ですが、一般的な質量分析計と異なり、水素やヘリウム等の漏れ検査に適した分子径が小さく、質量の小さな気体(主に水素、ヘリウム)の検出用に特化されています。
また、装置単体で幅広い測定ガス圧力に対応し、通常は内部校正用のリークリザーバーが内蔵されています。

スニファー法とはどのような測定方法ですか?

ヘリウム等で加圧した圧力容器等の試験体の漏れを、大気圧用に調整されたスニファープローブを使用して吸引することによりヘリウムリークディテクタ内部に取り込み、漏れ箇所を特定する方法です。専用オプションのスニファープローブを、指定されたポートに接続して使用します。

ヘリウムを試験体に吹きかけて測定していたら、漏れ量が飽和してなかなか下がりません!

大きな漏れが存在している場合や、測定している部屋の中にヘリウムが滞留している場合、なかなか検出量が下がらない場合があります。
・ヘリウムガスの吐出量はごく微量で十分です。スプレーガン先端を水に浸けて確認する等、適正な吐出量を確認ください。
・測定位置は上から下へ進めていますか?
・ポンプのパージガス用のポート等からヘリウムガスが逆流していませんか?
・測定室の換気は良好に設定してください。

水素ガスを使用したリーク検査に対応していますか?

ファイファーバキューム社のヘリウムリークディテクタは、検出ガスにヘリウムだけでなく水素も設定できます。
水素を検出ガスとして使用する場合、安全面から気体の爆発限界以下に希釈したものを使用してください。
また、内蔵された内部校正リークはヘリウム用の為、校正の際は外部校正リークを使用してください。

ファイファーバキューム社リークディテクタのアクセサリにはどのようなものがありますか?

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